効いたもの、効かなかったもの、間違えたもの。全部そのまま載せます。
世に出ているロト6の攻略法が本当に効くのかを、第1回から第2128回までの実データで検定しました。あわせて、このソフトの分配の考え方が学習に使っていない期間でも成り立つのかを測りました。手順と結果を、都合の悪いものも含めてそのまま載せます。
よく見かける予想ロジックを、ひとつずつ検定にかけました。抽選が公正な乱数であれば、どれも有意差なしになるはずです。理論分布は公正な抽選を10万回シミュレートして作りました。
| 六曜・九星・曜日 | 差なし。六曜も九星も日付から決まる値なので、日付が当選数字に効かないことを示せば両方否定できます。効きませんでした。 |
|---|---|
| 偶数と奇数のバランス | 差なし。奇数の個数の分布は理論値とほぼ一致しました。 |
| 合計値のバランス | 差なし。6個の合計の分布に偏りはありませんでした。 |
| 連続数字 | 差なし。連番の出方は理論どおりでした。 |
| 直近20回・30回の勢い | 差なし。よく出ている数字の次回的中率は 13.9%、出ていない数字は 14.0%。理論値は 13.95% です。 |
| 出現間隔 | 差なし。ここは最初、間隔の分布に差が出たと判断しました。離散データに連続分布の検定をあてた誤りで、区間ごとに検定し直したら差は消えました。 |
| 数字別の相性 | 差なし。903通りのペアの共起回数は、乱数でも同じ程度のばらつきが出る範囲でした。 |
| セット球 | 未検定。当サイトのデータに球のセット番号が含まれていないためです。 |
検定できた9項目すべてで、当選しやすさへの効果は確認できませんでした。抽選は公正だという結論です。
同じ特徴を、今度は「その回の1等が何口出たか」にあてました。当選数字の出方ではなく、人がどう数字を選ぶかを見ることになります。
こちらは効きました。間隔の散らばり、連番の有無、下一桁の重なり、最長の連続、誕生日の範囲に収まる個数。どれも1等口数に対して統計的に有意でした。
方向は、多くの人が想像する向きと逆でした。均等に散らす。連番を避ける。下一桁をばらす。攻略本でよく勧められるこの選び方をした形ほど、当選時の口数は多くなっていました。良い選び方が広まった結果、そこに人が集まっているからです。
過去のデータに合わせ込めば、結果はいくらでも良く見せられます。そこで前半70%だけでモデルを作り、後半30%は一切見ずに検証しました。
| 学習期間 | 第1回〜第1489回 |
|---|---|
| 検証期間 | 第1490回〜第2128回(639回・モデル作成時には一度も見ていません) |
| 1等の結果 | 予測が低いほうの25%では実際の口数が期待値の0.69倍、高いほうの25%では1.26倍。1.82倍の差がつきました。 |
| 2等の結果 | 同じ手順で1.15倍の差。1等より弱い結果です。それでも受取額に占める割合が大きいため、重みを付けて併用しています。 |
| 受取額の差 | 639回を1口ずつ買った場合、普段どおりに選んだときとの差は累積で+14,094円。1口あたり+22.1円。639回のうち、差がマイナスになった回は一度もありませんでした。 |
検定に使った第1回から第2128回までの全等級の当選口数は、データページでそのまま公開しています。CSVでも配布しているので、同じ計算をご自分で回せます。出典はみずほ銀行の公表値です。