ロト6で当たった人のブログを探しました。見つからない理由を人数で計算しています

ロト6で当たった人のブログを探して、ここへ来た方が読んでいると思います。私も同じ検索をして、同じところでつまずきました。
本物らしいものに、ほとんど行き当たりません。なぜ見つからないのかを、当選者の人数から計算しました。年に150人という数字が出ています。
探しても、本物に行き当たらない
検索して出てくるものは、私が見た範囲では3つに分かれました。
当選者に取材した記事。予想サイトが自分の的中実績として載せているもの。そして誰が書いたのか分からない体験談です。
本人が続けて書いている個人のブログとなると、めっきり減ります。1本だけ当選報告があって、そのあと更新が止まっているものは見かけます。ただ、当たる前から続いていて、当たったあとも続いている、という形はなかなか出てきません。
最初は探し方が悪いのだと思っていました。検索語を変え、日付を絞り、掲示板もたどりました。当選が出たとされる回号から、その週の書き込みをさかのぼったこともあります。それでも増えません。
探しているうちに、自分が何を期待していたのかも分かってきました。当たった人が普通の人だった証拠を見たかったのだと思います。特別な誰かではなく、同じように売り場に並んでいた人が受け取ったのだ、という手触りです。
そこで見方を変えることにしました。そもそも書ける人が何人いるのかを、先に数えたほうが早いと考えたのです。
1等を当てた人は、1年に150人しかいません
みずほ銀行が公表している第1回から第2128回までの当選口数を、等級ごとに足し上げました。27年ぶんの延べ人数です。
27年間の当選者数(延べ)
5等(1,000円) … 6億2,284万人・全体の93.84%
4等(8,400円) … 3,996万人・6.02%
3等(42万円) … 85万人・0.13%
2等(1,465万円) … 2万6,996人
1等(1億5,557万円) … 4,042人
金額は当せん金の中央値です。
1等は27年で延べ4,042人。1年あたりにすると150人ほどになります。
日本の人口で割ると、80万人に1人という計算です。学校の同級生にも、職場にも、親戚にもいないのが普通だと分かります。
この人数が、書き手の母数になります。
ブログに書ける立場の人は、さらに少なくなる
ただ、1等なら誰でも書くかというと、そうではないと思います。
読みたいのは「6億円が当たったあとの生活」であって、1等でも受け取りが1,000万円台なら、書く動機はぐっと下がるはずです。仕事も辞めませんし、暮らしも変わらない。書くことがそもそも起きません。
そこで、実際にいくら受け取っているのかを見ました。ロト6の1等は当てた人全員で山分けするので、同じ1等でも額が変わります。当せん金の総額は抽せんの前に決まっていて、それを当選口数で割る形です。
1等1口あたりの受取額(キャリーオーバーなしの回)
5,000万円未満 … 129回(10.8%)
5,000万〜1億円 … 299回(25.1%)
1億〜2億円 … 441回(37.1%)
2億〜3億円 … 166回(13.9%)
3億円以上 … 155回(13.0%)
中央値 … 1億2,134万円
3億円以上を受け取った人を実人数で数えると、27年で延べ234人。1年あたり8.7人でした。
年に9人弱です。この規模になると、もう統計ではありません。その年に何人が書く気になったか、という話になります。
見つからないのは、探し方の問題ではなかったわけです。
当たった人がブログを書かない理由
人数が少ないことに加えて、書きにくい事情もあると思います。
高額当選者が銀行から受け取る冊子には、誰にも言わないほうがよいという趣旨のことが書かれています。当選者向けの案内としてよく引き合いに出されるものです。
ブログは、そこに真っ向から反する行為になります。金額と時期と地域を書いた時点で、家の前に表札を出すのと変わらなくなる。回号が分かれば当選日が特定でき、当選日と地域が分かれば、その回の高額当選が出た売り場まで公表されています。
私は当てた側ではないので想像になりますが、書かない選択のほうが自然に思えます。
更新が1本で止まっているブログを何度か見かけたと書きました。あれは飽きたのではなく、書いたあとで怖くなったのではないかと、いまは思っています。
逆に、続いていて、金額が具体的で、更新も頻繁なものほど、私は慎重に読むようになりました。
本物かどうかを見分けるとしたら、どこか
断定はできないので、私が確かめている点だけを書きます。
回号と口数が書いてあるか。当選金額だけなら誰でも書けます。ただ第何回で、その回の1等が何口だったかまで書いてあると、公表データと突き合わせられます。合わない数字は出せません。
金額が公表額と整合するか。1等の受取額はその回の当選口数で決まるので、いくらでもよいわけではありません。第1181回なら5億8,918万円、第230回なら181万円と、回ごとに答えが決まっています。
最後に何を売っているか。読み終えたところに予想ソフトや会員サイトへの案内があるなら、体験談ではなく広告として読んだほうが安全だと思います。
この記事の最後にも、私のソフトへの案内が出ます。だから私の書いたものも、そういう目で読んでいただいて構いません。数字はすべて出典と計算方法を出してあるので、そちらで確かめられます。
ちなみにロト7の10億円については、当選者ブログを探した結果を別の記事にまとめました。あちらは受取人が27年でなく13年ぶんで105人と、さらに少なくなります。
まとめ|ロト6で当たった人のブログを探している方へ
探した結果と、数えた結果をまとめます。
本人が書き続けている個人のブログは、私が探した範囲ではほとんど見つかりませんでした。ただ、これは隠されているからではありません。
1等は27年で延べ4,042人、1年あたり150人。そのうち3億円以上を受け取ったのは27年で234人、年に9人弱でした。書ける人がもともと年に数人しかいない計算になります。そこへ、金額と時期を明かす危うさが重なります。
見つからないのは、当たり前のことだったわけです。
そして探しているあいだに私が気づいたのは、別のことでした。同じ1等でも、受け取る額が325倍違っていた。第1181回は2人で分けて5億8,918万円、第230回は167人で分けて181万円です。当てた難しさは同じで、違ったのは同じ数字を書いた人が何人いたかだけでした。
誰かの体験を探すより、この差のほうが自分に関係があると思います。
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