ロトが当たらないのは体感ではなく計算どおりでした。3等まで90年かかります

ロトが当たらないのは体感ではなく計算どおりでした。3等まで90年かかります

何年も買っているのに当たらない。そう感じてここへ来た方が読んでいると思います。

先に書くと、その感覚は正しいです。毎回3口ずつ買った場合、3等が1回来るまでの計算上の待ち時間は90年でした。1等は19,540年です。ただし5等だけは7週に1回来ています。当たっている実感がない理由は、そこにありました。

毎回3口買うと、何が何回当たるのか

まず条件をそろえます。毎回3口、1回600円。ロト6は月曜と木曜なので年に104回、年間62,400円です。私の買い方でもあります。

この買い方で1年、5年、10年と続けたときに何回当たるのかを計算しました。

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毎回3口を買い続けた場合の期待回数

1年(62,400円) … 5等 7.95回/4等 0.51回/3等 0.01回

5年(312,000円) … 5等 39.76回/4等 2.56回/3等 0.06回

10年(624,000円) … 5等 79.53回/4等 5.11回/3等 0.11回

27年(1,684,800円) … 5等 214.73回/4等 13.80回/3等 0.30回

27年買い続けても、3等は0.30回です。3回に1回も来ません。

ロト6が始まってから今日までずっと買い続けた人でも、42万円の3等を一度も見ないまま終わる可能性のほうが高いことになります。

買っている人買っている人
27年で0.3回って、そんなに低いんですか
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私も計算し直しました。合っていました

口数を増やせば早まるのかというと、比例するだけです。6口にすれば3等は45年になりますが、年間の出費も124,800円に倍増します。待ち時間を半分にするのに、払う額を倍にしているので、得をしているわけではありません。

5等は当たっています。ただ数えていないだけです

一方で、5等の欄を見てください。1年で7.95回です。

3口ずつ買っていれば、約13回に1回、7週に1回のペースで5等が来ています。これは当たらない人の話ではなく、普通に当たっている頻度です。

ただ5等は1,000円。600円払って1,000円戻るので、その回だけ見れば400円の黒字です。

この400円を、私たちは当たったと数えていません。

次の回にまた600円払うので、財布の中では相殺されて消えます。記憶にも残らない。だから年に8回当たっているのに、当たった記憶がゼロという状態になります。

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1口あたりの確率

5等 … 1/39

4等 … 1/610

3等 … 1/28,224

2等 … 1/1,016,076

1等 … 1/6,096,454

5等と4等の間に15倍以上の壁があり、4等と3等の間には46倍の壁があります。ここが体感の切れ目でした。

4等の8,400円も微妙な位置にいます。2年に1回なので記憶には残りますが、その2年で払っているのは124,800円です。8,400円が返ってきても、当たったという感じはしません。

3等まで90年、1等まで19,540年

当たったと実感できるのは、おそらく3等からだと思います。42万円なら記憶に残ります。

そこまでの待ち時間を計算しました。毎回3口ずつ買った場合です。

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1回当たるまでにかかる年数(3口ずつ・年104回)

5等 … 約13回(7週

4等 … 約203回(2.0年

3等 … 約9,408回(90年

1等 … 約2,032,151回(19,540年

3等で90年です。

20歳から買い始めて110歳まで続けて、ようやく計算上1回という水準になります。もちろん確率なので明日来るかもしれませんが、期待していい頻度ではないということです。

1等の19,540年にいたっては、縄文時代から毎週買い続けてようやく1回という時間です。

この数字を出したとき、私は自分の入力を疑いました。桁を間違えたと思ったのです。合っていました。

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当たらないのではなく、当たる周期のほうが人の一生より長いということでした

誤解のないように書いておくと、これは平均の話です。買い始めて3回目に3等が来る人も実際にいます。確率が低いというのは、起きないという意味ではありません。

ただ期待して待つ対象ではないということです。90年に1回のものを心待ちにして毎週を過ごすと、その毎週がつらくなります。

1万人が5年買い続けたらどうなるか

確率の話は実感が湧きにくいので、人数に置き換えました。

1万人が5年間、毎回3口ずつ買った場合をシミュレーションします。1人あたり1,560口、31万2千円です。

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1万人×5年のシミュレーション

5等に当たった回数 … 398,322回(1人あたり39.8回)

4等 … 25,455回(1人あたり2.5回)

3等 … 573回(17人に1人

2等 … 19回

1等 … 4回

1万人が5年で31万円ずつ払って、1等に届くのは4人でした。

2,500人に1人です。残りの9,996人は、5等と4等を積み上げながら終わります。

この4人が「その後」の記事になり、9,996人は記事になりません。当たった人のその後の話が現実離れして見えるのは、そのためだと思います。

当たらないと感じる理由は、記憶の側にもあります

数字を並べておいて言うのも変ですが、体感が計算とずれる理由は確率だけではありません。

5等の1,000円は記憶に残らない、と書きました。もうひとつあります。外れた回のほうが強く残るのです。

1つ違いで外した回。ボーナス数字が惜しかった回。買い忘れた回に自分の数字が出た回。こういう記憶は何年経っても消えません。

年に8回当たって、年に96回外している。当たった8回は財布の中で消え、外れた96回のうち印象的な数回が残る。当たらない、という感覚はこうして作られます。

それでも私は、この感覚が間違っているとは思いません。3等まで90年なのですから、当たっていないというのは事実です。

問題は、ここから先にどう手を打つかだと思います。当たる確率は誰にも動かせません。1/6,096,454は、どの数字を選んでも同じです。

ただ、当たったときにいくら受け取るかは別でした。第1181回は2人で分けて5億8,918万円、第230回は167人で分けて181万円。同じ1等で325倍の差です。

2,500人に1人の椅子に座れたとき、その椅子が5億なのか181万なのかは、選ぶ数字で変わっていました。

もうひとつ、記憶に残らない理由があります。5等は当せん番号を見に行かなくても分かってしまうことです。3個合っているかどうかは一目で判定できるので、確認という行為が発生しない。当たったという出来事にならないまま流れていきます。

まとめ|ロトが当たらないのは、計算どおりです

数えて分かったことをまとめます。

毎回3口買うと、5等は7週に1回来ています。当たっていないわけではありません。ただ1,000円は次の購入で消えるので、記憶に残らないだけでした。

実感できる3等までは90年、1等までは19,540年。1万人が5年続けて、1等に届くのは4人でした。

当たらないという感覚は正しいです。当たる周期のほうが、人の一生より長いというだけの話でした。

確率は動かせません。動かせるのは、当たったときに何人で分けるかだけです。

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当たっても167人で割られた回があります

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