ロト6はやめたほうがいいのか。5年で29万円捨てた私が数字で答えます

ロト6はやめたほうがいいのか。5年で29万円捨てた私が数字で答えます

ロト6をやめたほうがいいのか迷って、ここへ来た方が読んでいると思います。

先に言うと、数字の上ではやめたほうがいいです。1口200円に対して戻ってくるのは平均137.5円。買うたびに62.5円ずつ減っていきます。ただ、私はそれを知ったあともやめていません。両方を書きます。

数字で言えば、やめたほうがいい

まず、迷わせない答えから出します。

第1回から第2128回まで、1回ずつ期待値を計算しました。期待値というのは、1口買ったときに平均していくら戻るかの数字です。

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1口200円に対して戻ってくる額

平均 … 137.5円

最低 … 39.9円

最高 … 242.7円

平均137.5円。200円出して137.5円しか戻らないので、1口ごとに62.5円ずつ確実に目減りします。これは運の悪さではなく、仕組みとしてそうなっている数字です。

投資かどうかで言えば、投資ではありません。損が出る確率が高いのではなく、続けるほど平均へ寄っていって、その平均が最初からマイナスに置かれています。詳しくは期待値を計算した記事に書きました。

やめたほうがいいですか、と聞かれたら、この数字を見せるのが誠実だと思います。

買っている人買っている人
じゃあ買ってる人は全員損してるってことですか
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平均で言えばそうです。ただ、それでも私はやめませんでした

自動購入は、気づかれない引き落としになる

やめるべきかを迷う人には、たいてい共通していることがあります。いくら使ったかを数えていないことです。

私もそうでした。銀行のATMで自動購入を設定していたので、毎回自分で買いに行っていません。口座から静かに引き落とされていくだけです。

毎回3口で600円。週2回あるので月に4,800円ほど。年に5万8千円です。

この形がやっかいなのは、痛みが1回も来ないところだと思います。5万8千円を一度に払えと言われたら誰でも身構えますが、600円ずつ104回に割ると、どこにも身構える瞬間がありません。家賃や電気代と同じ顔をして、毎月の引き落としの列に並んでいます。

やめるかどうかの判断がつかない理由も、たぶんここにあります。判断する材料が手元にないのです。

迷っている方は、まず金額を出してみてください。1回に買っている口数×200円×年104回。それが1年ぶんです。

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やめるかどうかより先に、いくら使ったかを見たほうが早いです

5年で29万円。何が買えたのかを数えました

私は5年続けました。年5万8千円なので、5年で29万円です。

当たったのは5等ばかりでした。1,000円が年に数回。攻略法は一通り試しています。よく出る数字の表を見て選び、次は連番を避けて散らし、その次は前回出た数字を外す。どれもかすりもしませんでした。

29万円という数字を出したあと、私は少し寄り道をしました。その金額で何が買えたのかを調べてしまったのです。

中古の軽自動車の頭金になります。家族4人で温泉に行って、まだ半分残ります。歯の治療なら、後回しにしていた分がだいたい片づく金額でした。

この計算は、正直やらないほうがよかったと思います。しばらく画面を見たまま動けませんでした。

ただ、この寄り道があったから次に進めたのも事実です。29万円が何にもならずに消えたことのほうが、当たらなかったことよりこたえた。そこでようやく、当たる当たらないとは別の場所を見るようになりました。

それでも私がやめなかった理由

ここまで書いておいて、私はやめていません。

理由を格好よく言うつもりはないので、そのまま書きます。やめられなかったからです。

期待値がマイナスだと知ったあとも、抽せんの日にはやはり気になりました。買っていない回に限って大きな数字が出たらどうしよう、という考えが浮かびます。これは計算とは別の場所で動いているので、数字を見せられても止まりません。

やめられる人はやめたほうがいいと、はっきり思います。年5万8千円が浮きます。

ただ、やめられない人にとって「やめろ」は何の役にも立たない助言です。私が5年かけて確かめたのはそこでした。正しいことを言われても、正しさでは止まらない。

それで方針を変えました。やめるかどうかを考えるのをやめて、買い続ける前提で、何なら変えられるのかを探したのです。

やめないなら、減り方ではなく受け取り方を変える

変えられるものは、ひとつしか見つかりませんでした。

当せん確率は動かせません。1等は1/6,096,454で、どの組み合わせを選んでも同じです。期待値も動かせません。137.5円は仕組みの側で決まっています。

動いていたのは受け取る額のほうでした。

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同じ1等で、これだけ違いました

第1181回。当てた人は2人。1口あたり5億8,918万円

第230回。当てた人は167人。1口あたり181万円

どちらもキャリーオーバーなしの1等です。差は325倍

ロト6の1等は、当てた人全員で山分けします。当せん金の総額は抽せんの前に決まっていて、それを当選口数で割る。つまり同じ1等でも、その回に何人が同じ数字を書いたかで受け取る額が変わります。

167人で分けた回の数字を見ると、誕生日に収まる範囲で、間隔もきれいに散っていました。多くの人が良いと思う形をしていたから、167人も同じことを書いた。特別に運が悪かったわけではありません。

ここが唯一、こちらの手の届く場所でした。

私は選び方を変えて、半年ほどで2等が来ています。第2088回。7人で分けて1口78万円でした。1等の話とは比べものになりません。ただ29万円を引いて49万円残ったという数字ではありました。

大きかったのは金額より、同じ数字を書いた人が7人しかいなかったことです。同じ回に30人いれば18万円で、取り返せていませんでした。

まとめ|やめたほうがいいか迷っている方へ

調べて分かったことをまとめます。

1口200円に対する期待値は平均137.5円。買うたびに62.5円ずつ減ります。やめられるなら、やめたほうがいいです。年に5万8千円が浮きます。

ただ、やめるかどうかを決める前に、いくら使っているかを出してください。自動購入は痛みが来ない形なので、金額を見ないまま何年も過ぎます。私は5年で29万円でした。

そしてやめられないなら、そこで止まらないでほしいと思います。当せん確率も期待値も動かせませんが、当たったときに何人で分けるかは動きます。同じ1等で325倍の差がついていました。

やめる決心がつかない自分を責める必要はありません。私もつきませんでした。

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